

ギャンブルは、飲酒や喫煙のように年齢制限が設けられ、一定の年齢に達していない場合は違法行為となります。その年齢は国や地域によって様々であり、国によっては年齢に関わらずギャンブルが全て違法である場所もあります。今回は、 ギャンブルにおける世界各地の年齢制限 について見比べてみましょう。
何歳からカジノに行ける?
ギャンブルが可能となる年齢は国によって様々ですが、世界中で一般的とされている年齢は18歳または21歳です。また、オンラインカジノでプレイするには、自身の居住する地域にて法定年齢に達していなければならないほか、そのカジノが運営されている国や地域の法律が適用される場合もあります。さらに、クルーズ船や国際水域などには、他の法律が適用される場合があります。
しかし、中にはギャンブルを完全に禁止している国もあり、その場合はギャンブル年齢が存在しません。
北米のギャンブル可能年齢
<アメリカの年齢制限>
ギャンブルに関する法律や規制は州によって異なっているため、アメリカでは州ごとにギャンブル可能な年齢を定めています。アメリカのカジノでギャンブルをする場合は、その州の決まりを確認し、自身がその年齢に達していることを証明できるようにしましょう。
<カナダの州・準州別年齢制限>
アメリカと違い、カナダの年齢設定は至ってシンプルです。アルバータ州、マニトバ州、ケベック州を除き、カナダ他の州でギャンブルをするには19歳以上である必要があります。上記の州では、ギャンブルの正式な法定年齢は18歳となっています。
ヨーロッパの国別ギャンブル可能年齢
ヨーロッパの国々が設定している年齢は以下の通りです
- アルバニア – 18歳
- アンドラ – 規定なし
- オーストリア – 18歳
- ベラルーシ – 18歳
- ベルギー – 21歳
- ボスニア・ヘルツェゴビナ – 規定なし
- ブルガリア – 18歳
- クロアチア – 18歳
- チェコ共和国 – 18歳
- デンマーク – 18歳
- エストニア – 21歳
- フェロー諸島 – 18歳
- フィンランド – 18歳
- フランス – 18歳
- ドイツ – 18歳
- ジブラルタル – 18歳
- ガーンジー島 – 18歳
- ハンガリー – 18歳
- アイスランド – 18歳
- アイルランド共和国 – 18歳
- マン島 – 18歳
- イタリア – 18歳
- ジャージー島 – 21歳
- ラトビア – 18歳
- リヒテンシュタイン – 18歳
- リトアニア – 18歳
- ルクセンブルク – 18歳
- マルタ – 18歳
- モルドバ – 18歳
- モナコ – 18歳
- モンテネグロ – 18歳
- オランダ – 18歳
- 北マケドニア – 18歳
- ノルウェー – 18歳
- ポーランド -18歳
- ポルトガル -18歳*
- ルーマニア -18歳
- サンマリノ – 18歳
- セルビア – 18歳
- スロバキア – 18歳
- スロベニア – 18歳
- スペイン – 18歳
- スウェーデン – 20歳
- スイス – 18歳
- トルコ – 18歳
- ウクライナ – 18歳
- イギリス – 18歳
*ポルトガルのギャンブルに関する決まりは複雑であり、年齢に関してはカジノが独自のルールを設定する事ができます。25歳以上でないと入れないカジノもあれば、18歳以上から入れるカジノもあります。また、観光客は18歳から、ポルトガル人は25歳以上からプレイできるカジノもあります。
アジアのギャンブル可能年齢
日本を含むアジアでも、それぞれの国がギャンブル年齢を定めています。
- アフガニスタン – オンラインギャンブルは何歳でも合法・カジノと宝くじは禁止
- 中国 – 違法
- キプロス – 18歳
- インド – 21歳
- インドネシア – 違法
- イスラエル – 18歳
- 日本 – 20歳
- マカオ – 21歳
- マレーシア – 21歳
- パキスタン – 違法
- フィリピン – 21歳
- カタール – 違法
- ロシア – 18歳
- サウジアラビア – 違法
- シンガポール – 21歳
- 韓国 – 19歳
- タイ – 違法
南米のギャンブル年齢
他の国々と同様に、南米にも独自のギャンブル年齢制限があります。
- アルゼンチン – 18歳
- アルバ – 18歳
- ボリビア – 18歳
- ブラジル – 18歳
- チリ – 18歳
- コロンビア – 18歳
- キュラソー島 – 18歳
- エクアドル – 18歳
- フォークランド諸島 – 18歳
- フランス領ギアナ – 18歳
- ガイアナ – 18歳
- パラグアイ – 18歳
- ペルー – 18歳
- スリナム – 18歳
- トリニダード・トバゴ – 18歳
- ウルグアイ – 18歳
- ベネズエラ – 18歳
オセアニアのギャンブル年齢
オセアニアにおける2つの国では、以下のように年齢が設定されています。
- オーストラリア – 18歳
- ニュージーランド – 20歳
アフリカのギャンブル適齢期
アフリカでは国ごとに独自の規制があり、居住者はギャンブル禁止、観光客はギャンブル可、国内のカジノは禁止、海外のカジノは可という国も珍しくありません。
- アンゴラ – 18歳
- エジプト – 21歳
- エチオピア – 違法
- リビア – 違法
- モロッコ – 18歳
- ナイジェリア – 20歳
- セイシェル – 18歳
- 南アフリカ共和国 – 18歳
- チュニジア – 年齢制限なし
- タンザニア – 18歳
クルーズ船のギャンブル可能年齢とは?
国際海域を航行中のクルーズ船におけるギャンブル可能年齢は、Costa、Norwegian Cruise Line、Cunard、Royal Caribbean Internationalなどのクルーズ会社では、18歳以上と定められています。また、一部の客船では、18歳から飲酒が可能なものもあるようです。
プリンセス・クルーズは例外で、ギャンブルもアルコールも21歳以上であることが条件となっています。