

カジノは娯楽の一環として楽しむものですが、実は守らなければならない一定のルールがあるのをご存知ですか?カジノに行ったことがない場合、どのように振舞えばいいのか分からず困ってしまうこともあるかもしれません。今回は、カジノに行く前に知っておきたい、 カジノで必要なエチケット をご紹介たいと思います!
カジノでの振る舞い
オンラインカジノとは違い、ランドカジノには至る所に監視カメラがあり、警備員がいます。少し緊張してしまうかもしれませんが、これはどのカジノでも標準的なことなので安心してください。一人でカジノに行く場合は、初心者であることを悟られないような振る舞いを心がけましょう。
<適切な服を着る>
高い服を着る必要は全くありませんが、カジノではそれなりの服装を求められます。Tシャツやジーンズなどのカジュアル過ぎる服では入場を断られる場合もあるので気をつけましょう。セミフォーマルな服装をしていれば大丈夫です。
<ディーラーや他のプレイヤーに礼儀正しくする>
勝ち負けに関係なく、礼儀正しくすることを心がけましょう。カジノでは、ついつい調子に乗ってしまいがちです。勝っている場合は声を小さくし、負けている場合も冷静に対応するようにしましょう。
<ルールを把握する>
どのテーブルゲームでも、プレイする前にそのゲームのルールはしっかりと覚えておくようにしましょう。戦略を立てることができるだけでなく、他プレイヤーに迷惑をかけず、より良い雰囲気でプレイすることができます。また、各テーブルの最小ベット額と最大ベット額は異なるので、よく確認しておきましょう。
<カジノ用語を知っておく>
ギャンブルやカジノの専門用語を覚えておきましょう。特に初心者の場合、カジノ用語を使うことで周りに好印象を与えることができます。
<チップの扱いを知る>
ルーレットをプレイするとき、ディーラーから特定の色のチップを渡されます。これは自分のチップと他のプレイヤーのチップを区別するためのものです。各ラウンドに集中し、プレイ中ではなく、ハンドの合間に交換するようにしましょう。
<キャッシュインとキャッシュアウトを知る>
チップを買うときは、決してディーラーに現金を渡してはいけません。ディーラーがお金をチップに交換したら、チップの色に注意し、どこに賭けるかを決めます。何か分からない事がある場合は、ディーラーに尋ねてもOKです。
キャッシュアウトの準備ができたら、ディーラーにチップの束をきちんと渡し、チップを交換してもらいましょう。通常、ディーラーは大きなチップと小さなチップを交換することを好みます。
<ハンドシグナルを理解する>
特にブラックジャックでプレイする場合、言葉による指示だけでなく、自分のカードをどのようにプレイしたいかを示すハンドシグナルを使いこなす必要があります。カードが表向きで配られるか、裏向きで配られるかにもよりますが、それほど難しいことではないのでご心配なく。
表向きにカードが配られたら、テーブルを叩くのがヒット、テーブルの上で手を振るのがスティックです。また、ダブルは、最初のベットの隣に同額のベットを置き、指を1本立てます。スプリットは、2本の指で同じようにします。
配られたカードが裏向きの場合、ヒットはカードの角を軽くこすり、スティックはベットの下にカードを滑らせます。ダブルはテーブルに表向きに置かれたカードに追加でベットをし、スプリットはどちらかのカードの横にベットをします。4を2枚、または5を2枚持っている場合は、指を1本立てればダブル、指を2本立てればスプリットになります。
<チップを渡す相手とその方法>
チップは必須ではありませんが、気持ちとして手渡すと喜ばれます。チップをいくらにするかに決まりはありませんが、例えば、アメリカのポーカートーナメントでは3%が標準、イギリスでは10-15%程度を渡すと良いとされています。アメリカのランドベースのカジノでは、少額でも勝てばディーラーに1ドル、テーブルを離れるときに5ドル/10ドルを渡しても全く問題ありません。
また、ウェイターやウェイトレスにもチップを渡すと、その分、リピーターになってくれます。ただし、店によっては、飲み物をテーブルに置くことを禁止している場合があるので、注意してください。
<テーブルの上にお金を置く>
チップを買い足したいときは、ディーラーに直接お金を渡すのではなく、テーブルの上にお金を置いてください。ディーラーがそれを受け取り、チップを渡します。
<テーブルマナーを守る>
ほとんどのカジノでは飲食が許されています。飲み物を注文する場合は、必ずホストかホステスに合図をしましょう。バーまで行く必要はなく、合図をすれば飲み物を運んできてくれます。
場所によっては、飲み物をこぼさないように、カップホルダーを使うように言われることもあります。食事に関しては、他のプレイヤーの集中力を削がないように、匂いの強いものは避けるのが無難です。
<喫煙可もしくは禁煙かを確認する>
喫煙ができる場所はあまり多くありませんが、特定の場所で喫煙が可能となっているカジノもあります。タバコを吸わない場合は、禁煙席や禁煙テーブルを利用しましょう。
<冷静さを保つ>
賭けに負けた後に気分を悪くしてしまうのは誰しもありますよね。しかし、そこでディーラーのせいにしたり、不正なゲームのせいにすることは、マナーが良いとは言えません。カードを投げ捨てたり、カジノを飛び出したりすることも控えるようにしましょう。
カジノでやってはいけないこと
せっかく楽しい時間を過ごすためにカジノに行くんですから、恥ずかしい思いはしたくないですよね。以下の点には気を付けるようにしましょう。
<ディーラーや他のプレイヤーに助言を求める>
ディーラーや他のプレイヤーに、自分のゲーム戦略について話したり、アドバイスを求めたりしてはなりません。ゲーム中は、リアクションをとったり、ハンドについて話し合ったりせず、自分のゲームに集中するようにしましょう。
<スマホをいじる>
ゲーム中に携帯電話を使用することは、他のプレイヤーの気を散らすことになり失礼にあたります。どうしても電話をかけなければならない場合は、一旦テーブルから離れましょう。
<大声を出す>
テーブルでプレイしている間は、大声を出したり、大声で会話をすることはマナー違反です。ディーラーや他のプレイヤーに怒鳴ったりすることも言語道断。ゲーム終了後、テーブルを離れたらお酒を飲んだり、大声で叫んだりすることができます。
<泥酔する>
カジノは大人がリラックスして楽しむ場所と考えられていますが、飲み過ぎないようにしましょう。お酒に負けて、せっかくの楽しい時間を台無しにしないように。
<テーブルに置いたチップに触る>
チップをテーブルに置いたら、それ以上触らないようにしましょう。土壇場で気が変わるのは不正行為とみなされるので、絶対にやめましょう。
<テーブル上のカードに触れる>
カードゲームの中には、他のプレイヤーとの交流がほとんどないものがあります。そのため、テーブル上のカードに触れてはいけないことになっています。カジノによっては、ダブルダウンを選択する際に、自分でカードを分けることができる場合もありますが、必ずしもそうとは限りません。ディーラーに、そのテーブルで何が許されるかを聞くのが一番です。
<他の人の場所を取る>
もしゲームを見学しに来たのであれば、テーブルの席には座らないようにしましょう。また、特に他の人の場所を取ってはいけません。友人を応援するなどの場合はテーブルの後ろにいてください。
<他プレイヤーの戦略について議論する>
カジノでは、他のプレイヤーに気を配り敬意を払う事が大切です。他プレイヤーの戦略について議論して、ゲームプレイを中断しないようにしましょう。どうしてもという場合は、ハンドの間に質問をすることはあっても、ハンドについて話し合ったり、ハンドに反応したりしないようにしましょう。
<他の人にお金を借りる>
他のプレイヤーからお金を借りてはいけません。ギャンブルをする場合は、しっかりと予算を計画・管理し、自分がいくらまでなら負けることができるかを知っておきましょう。いつやめるかを知ることは非常に重要です。
オンラインカジノとライブカジノの注意点
ランドカジノとは違って、オンラインカジノには厳密なマナーのガイドラインはありません。
もちろん、各カジノの利用規約を読み、ギャンブルやカジノの専門用語を知っておく必要はありますが、自宅にいながらプレイできる利点はたくさんあります。例えば、しっかりとした服装をする必要もなく、自宅にいながら楽しむ事ができます。
しかし、オンラインカジノといえども、プレイする前に知っておかなければならないギャンブルのマナーはあります。そこで、今回はその中でも特に気をつけたいルールをご紹介します。
- 負けることを想定する。
- 現実的な範囲で予算を設定する。
- 運だけに頼らず、確率を理解し、そこから学ぶ。
- 連敗してイライラしていても、ディーラーに八つ当たりしない。他プレイヤーとの争いを避けるため、一度画面から離れる。
- 他プレイヤーには礼儀正しく接する。
ライブカジノで遊ぶ際は、そのゲームのルールを事前にしっかり覚えておきましょう。もし、ゲームの進め方がよく分からない場合は、ライブカジノではなく、ビデオテーブルゲームで遊んでみるのが一番かもしれません。
テーブルを選ぶときは、最低ベット額と最高ベット額が決まっているので、予算に合ったテーブルを選びましょう。テーブルについたら、ディーラーがどのようにカードを配るかをよく見てください。